2015年5月17日日曜日

資料: 自然教育研究センターに対する委託契約

2014年1月27日の生息数調査のあと、阿部宣男博士はホタル飼育業務から外され、それまで飼育業務を発注されていた「むし企画」もいきなり契約解除されました。その後の飼育業務を引き継いだのは、生息数調査を行ったのと同じ自然教育研究センターでした。

板橋区と自然教育研究センターとの間の委託契約書関連を情報公開請求された方から文書をいただきました。重要な資料だと思います。

2014年2月1日~3月31日の期間の委託契約書と業者選定理由書




2014年4月1日~2015年3月31日の期間の委託契約書



以上

資料: 自然教育研究センターの管理日誌(2014年2月~9月)

ルシオラ社のWebサイトに、板橋区に情報公開請求して取得した自然教育研究センターの管理日誌(2014年2月~9月)が掲載されました。

2014年1月27日の生息数調査のあと、阿部宣男博士はホタル飼育業務から外され、それまで飼育業務を発注されていた「むし企画」もいきなり契約解除されました。その後の飼育業務を引き継いだのは、生息数調査を行ったのと同じ自然教育研究センターでした。この自然教育研究センターの飼育状況を知る上で重要な資料です。

Webページに埋め込みできる方が見やすいので、以下のように転載させていただきました。





以上

写真: 2013年5月17日のゲンジボタル初羽化

阿部宣男博士の投稿から写真だけを載せさせていただきます。
板橋区ホタル生態環境館の内せせらぎで、2013年5月17日20時10分ごろに撮影されたゲンジボタルの初羽化の写真です。オスだったそうです。この時期になると、毎夜毎夜、目を凝らしてホタルの上陸や羽化を観察していたのだそうです。


以上

2015年5月6日水曜日

むし企画との契約解除の理由について

2014年1月27日の生息数調査の前までは、ホタル飼育業務の委託先は「むし企画」でした。しかし、生息数調査の後、1月末をもって板橋区が契約を解除しました。むし企画は、この契約解除を不服として板橋区を提訴しており、裁判は今も継続中です。

まずは経緯を振り返っておきます。
2014-01-27
板橋区による抜き打ちのホタル生息数調査。元館長への事前連絡一切なし。
作業委託先は(株)自然教育研究センター。資源環境部長と環境課長が立会い。
調査の結果、見つかったのはゲンジボタル2匹、ヘイケボタル0匹。全体として23匹と推定。 
2014-01-30
夕方、元館長に対し課内異動が発令され、館長職を解かれる。
更に、元館長に対し「三日以内に立ち退くように」と業務命令が出される。
業務委託されていた『むし企画』に対し、板橋区から電話にて2月1日にて契約解除すると通告。内容証明付き郵便にて契約解除通知が発送される。(元の契約期間は2014年3月31日までであった) 
2014-02-01
「むし企画」との契約が解除され、新たに「(株)自然教育研究センター」への契約がスタート。
いきなり契約解除とは穏やかではない方法ですが、いったいこの理由は何だったのでしょうか?

2014年10月28日の決算調査特別委員会での総務部長の答弁では、「本契約の履行状況」と「むし企画の実態に関するむし企画の代表者の話」が代表例として挙げられています。
2014.10.28 : 平成26年 決算調査特別委員会 本文
◯総務部長
 契約行為として問題があるんではないかというご質問でございますけれども、ホタル生態環境館に係る本業務委託契約につきましては、これまでむし企画が蛍の飼育に係る業務について、蛍に係る飼育技術や飼育実積から契約の相手方として最適であると判断し、随意契約を行ってきたものでございます。
 このたび、本契約の履行状況やむし企画の実態に関するむし企画の代表者の話等から、今後、契約履行は不可能と判断し、契約の解除を行ったものでございます。
この同じ問題について、その8ヶ月前に行われた区民環境委員会で環境課長が2回答弁しています。1回目の答弁では、当然答えられるべき質問に答えられなかったという理由と、仕事ができていない(幼虫がいない)という2点を理由に挙げています。この2つは、順番は違いますが、上記の総務部長の答弁と同じ内容と思われます。
ところが、2回目の答弁で、仕事ができていなかったという方の理由を撤回しているのです。総務部長の言う「本契約の履行状況」は理由ではなかったと解釈できるでしょう。
2014.02.19 : 平成26年 区民環境委員会 本文 
◯環境課長
 資料については、後ほど提出させていただきます。
 あと、むし企画の解除に関しましては、約款の中で11条に、甲は区ですね、乙は代表者になると思うんですけど、次の各号の1に該当する場合は、その契約を解除することができると。この場合において、第1号の規定により契約を解除するときは、何ら催告を要しない。要するに即刻解除できるという規定がありまして、その即刻解除できるところに、契約を履行しないとき、または履行する見込みがないと甲が認めたときという、その部分を使ったものでございまして、その部分につきましては、先ほど申し上げましたが、ヒアリングの中で受託者であれば、当然のように答えることができるようなことを、私どもの質問に答えることができておりません
 それと、もう1点は、受託者として適正に仕事をしていたのであれば、せせらぎの中に幼虫がたくさんいるはずです。ところが、幼虫もいないということであれば、仕事ができていないと私どもは判断したものでございまして、それについては、課から契約管財課に文書を出して、契約管財課からそういった通知が行ったと認識しております。 
◯環境課長
 申しわけございませんでした。2点ほどございます。
 まず、1点、むし企画の契約解除の部分について、今回の検査結果を参考にしてというような説明をいたしましたが、それは内部的な意思決定と前後していまして、むし企画の契約解除につきましては、本人にヒアリングしたところ、業務については全て担当者の指示に従っており、どんな職員が仕事をしているかとか、仕事の内容については、私はわかりませんというような趣旨がありましたので、今回の1月末の時期に契約解除したものでございます。そのように訂正させていただきます。
 2点目でございます。解除に当たって、電話の内容でございましたが、電話の内容につきまして、1点つけ加えさせていただきますと、まず「契約解除ですよ」と電話でお知らせしたところ、「わかりました」と。その後、「従業員とかいるけど、大丈夫なのか」というような趣旨の質問をしたところ、「構わない」というような回答があったと聞いております。
 以上でございます。申しわけございませんでした。
板橋区から、上記のような矛盾する見解が答弁されているのですが、正しい見解はどちらなのでしょうか?

以上

2015年5月3日日曜日

写真:2004年の小池環境大臣の視察

小池環境大臣(当時)が、2004年6月15日にホタル生態環境館を視察した時の写真とのことです。ホタル生態環境館の中の飼育室内で撮影されたものです。
当時のホタル生態環境館の主管課はエコポリスセンターで、その所長であった山崎智通氏(写真左)が、熱心に大臣に説明している様子が伺えます。「板橋区のホタルは確実に累代飼育していて、特許も出願した」と説明されていたそうです。その山崎智通氏は、現在のホタル生態環境館の主管課である資源環境部の部長として、2014年1月の生息数調査を指揮したと思われます。なぜ見解が変わってしまったのか、気になりますね。






以上


2015年4月12日日曜日

ホタル生態環境館の閉鎖が正式に広報されました

2015年4月8日にホタル生態環境館の閉鎖が正式に広報されました。既に決まっていた話とはいえ、長い歴史に幕を閉じるのは残念です。


昨晩、資料を整理していたら、2013年にホタル生態環境館を訪れた際にいただいたパンフレットが出てきました。分かりやすくホタルの一生と生態について書かれていますので、記録のために以下に掲載させていただきます。「ご案内」のところに営業時間などが記されていますが、もう施設は存在していませんので、ご注意ください。



以上


2015年4月1日水曜日

日本共産党の松崎いたる区議が議会資料の閲覧を妨害したとの抗議文が送達される

平成27年3月25日付で、日本共産党板橋区議団の大田伸一団長に対し、内容証明郵便によって抗議文が送付されたと関係者から連絡をいただきました。板橋区議会事務局の鍵屋一事務局長に対しても、その通知が送付されました。

送付した男性は調査のために議会資料を閲覧していた所、日本共産党の松崎いたる区会議員から身の危険を感じるほどに閲覧の妨害行為を受けたとのことです。男性の住所・氏名を省いた内容証明郵便の内容を以下に掲載します。文中、松崎いたる区議の「自分は被告なのだから・・・」という発言が引用されていますが、これは昨年11月にホタル生態環境館の元職員から名誉毀損で提訴された案件の事だと思われます。

日本共産党板橋区議団団長への抗議文

平成27年3月25日
東京都板橋区板橋2丁目66-1
板橋区役所 板橋区役所10階
日本共産党板橋区議団 
団長 大田伸一殿 
抗議文 
平成27年3月19日16時50分頃、私が板橋区議会事務局で議会資料の閲覧をしていました。そこに貴議員団所属の松崎いたる議員が現れて、「自分は被告なのだから何を閲覧しているのか知ることができる」と言い、閲覧の妨害行為をし続けました。その強引さとしつこさから私は身の危険を感じるほどでした。 
この行為は、他の貴議員団所属議員によって、控え室に連れ戻されるまで続けられました。また閲覧が終わり帰る時には、エレベーターホールソファに座り、私が帰るのを待ち受けており、あまりの異常さに区議会事務局職員に、エレベーターに乗るまで同行してもらいました。 
このような松崎議員の行動は、平成27年4月1日に施行される「板橋区議会基本条例」の制定までの背景を逆行させ、情報公開の推進を妨げることにもなります。よって松崎議員が所属する貴議員団の団長でもある貴殿に対して、松崎議員の行為・行動に抗議し、謝罪と今後の指導を要求します。 
今後の私へのコンタクトは、貴殿からと切にお願いします。松崎議員は自身のSNSなど使い、個人名や写真を勝手に晒し公開したりしています。このような日常の行為を目の当たりにもしています。私はこの点についても危険を感じています。今回のように松崎議員から、同じような行為をされたら警察を呼ぶつもりです。貴殿におかれましては、このような抗議文をお送りしたことに、ご理解いたきたく、宜しくお願いいたします。

板橋区議会事務局への通知文

平成27年3月25日
東京都板橋区板橋2丁目66-1
板橋区役所 板橋区議会事務局
事務局長 鍵屋一殿 
ご通知 
平成27年3月19日に、板橋区議会事務局における日本共産党板橋区議団松崎いたる議員の行為・行動について同議員団長大田伸一議員に抗議文を送付したことを通知いたします。抗議内容は以下の通りです。 
抗議文
(抗議文と同文につき省略)


上記の抗議文の中で言及されている「板橋区議会基本条例」は、平成27年4月1日から施行されるもので、以下に条文が載っています。
板橋区議会基本条例を制定しました | 板橋区
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/066/066054.html
その前文には以下のように、徹底した情報公開を含む4つの改革の方向性が示されています(以下、すべて赤字は引用者による)。たいへん立派な考え方だと思います。
私たち板橋区議会は、区民の福祉の増進を図ることをその目的とするとともに、区民の意思を区政に最大限に反映させる役割を担っている。その目的及び役割を果たすためには、議会本来の役割である議論及び討論を通じて問題の論点及び争点を明らかにすることはもとより、自らも政策立案及び政策提言を行い、真の地方自治を実現することが必要である。
このため、私たち板橋区議会は、平成22年(2010年)に議会改革勉強会を設置して議論を積み重ねた。そして、翌年に設置された議会改革調査特別委員会において「区民に開かれた、区民参加の議会」、「徹底した情報公開」、「二元代表制の下での監視機能の強化」、「合議体としての政策立案の強化」の4点を議会改革の方向性として定めた。
情報公開については第8条に規定されています。 情報公開は民主主義の基本であり、ここに記された通り、情報公開条例に基づいて適切に公開するのが当然です。区会議員による情報公開の妨害はあってはならない事です。
情報公開の推進
第8条 議会は、情報公開を推進するため、次の各号に掲げる事項を実施するものとする。
(1) 本会議及び委員会(特別委員会の理事会及び議会運営委員会の理事会を除く。)を公開すること。ただし、議決により秘密会とした場合を除く。
(2) 議会が保有する文書等を東京都板橋区情報公開条例(平成12年板橋区条例第1号)に基づき適切に公開すること
(3) 議会及び議員の活動に対する区民の評価に資するよう、議案、決算報告、請願及び陳情(以下「議案等」という。)に対する各々の議員の態度を公表すること。
2 議会は、前項第1号及び第3号に掲げる事項の実施に当たっては、議会広報紙又は情報通信技術の発達を踏まえた多様な広報手段を活用するよう努めなければならない。
また、第26条には、区会議員が持つべき政治倫理が規定されています。 相手に身の危険を感じさせるような妨害行為は認められるものではありません。公人という地位にありながら、繰り返し相手の名誉を毀損する行為もこの倫理規定に反するものです。
(政治倫理)
第26条 議員は、区民の代表者として、その名誉及び品位を損 なう行為を慎むとともに、自己の地位に基づく影響力を十分に認識し、区民の信頼を損なうことのないよう行動するものとする。
日本共産党板橋区議団からは、現在、まだ謝罪は届いていないそうです。今後、謝罪文などが届きましたら、改めてこのブログに掲載させていただく予定です。

以上