2016年12月28日水曜日

松崎いたる区議が日本共産党の会派を離脱(12月7日)

松崎いたる区議が日本共産党を除籍になった大きな原因である会派離脱は12月7日のことでした。日本共産党板橋区議団の公式サイトに以下のように告知されました。

以下に告知文を引用します。
 松崎いたる板橋区議会議員が、12月7日、日本共産党板橋区議団を離れ、新たな会派を結成する届けを議会事務局に提出しました。
 これまで日本共産党板橋地区委員会と同区議団は、松崎議員と話し合うための努力を重ねてきました。今回の突然の「会派結成届け」の提出に困惑しています。区議団から翻意をうながしましたが、残念ながら松崎議員の意思は変わりませんでした。
 日本共産党板橋地区委員会と同区議団は、昨年の区議会議員選挙で党の公認候補として選出された議員がこのような事態となりましたことに、心からお詫び申し上げるとともに、党が掲げた公約実現のために全力を尽くすことを表明します。
上記の文章を読むと以下が分かります。
  • 話し合いを重ねてきたのではなく、「松崎議員と話し合うための努力を重ねてきました」と書かれている事から、会派離脱にいたるような重大な意見の相違があるにも関わらず、松崎いたる区議が話し合いに応じなかった事が分かります。議員の仕事は第一に話し合う事だと思いますが、日本共産党板橋区議団内では区議同士での話し合いさえ難しかったようです。
  • 日本共産党では民主集中制を組織原則とし、議論を尽くしたあと多数決で決めて統一して行動するものとし、派閥・分派を禁じています。今回の事件で、松崎いたる区議は、議論を全く行わないばかりか、会派離脱という分派を作る行動をしたのですから、もはや日本共産党の組織原則に従わないという強烈な意思表明だったのでしょう。

以上

松崎いたる区議が日本共産党を除籍処分に(12月12日)

11月から12月にかけて幾つか重要な出来事があったので、少し以前のことになりますが、振り返って書いておこうと思います。

まずは、松崎いたる区議が日本共産党を除籍になったニュースです。松崎いたる区議ご本人が以下のように告知されています。


赤旗の記事を以下に引用します。
松崎板橋区議 党から除籍 東京
東京都の日本共産党板橋地区委員会は12日、板橋区議の松崎参(いたる)氏について、党員の資格を欠いているとして、党から除籍することを決めました。
松崎議員は7日、党板橋区議団を離脱する届けを突然、議会事務局に提出しました。党区議団は慰留をしましたが、松崎氏の意思は変わりませんでした。松崎議員は、党の公認候補として、立候補し、区民の支持を得て当選しました。それにもかかわらず、任期半ばで会派離脱して、別会派をたちあげたことは、有権者の信託に背くものです。
党板橋地区委員会は、松崎議員が党の規約を守り、党の組織に加わって活動する意思を明白に失い、党員資格を自ら放棄していると判断し、除籍を決定しました。
党板橋地区委員会は「党の議員がこのような事態となりましたことに、心からおわび申し上げるとともに、党が掲げた公約実現のために全力を尽くします」と表明しています。
上記の記事にも表れていますが、松崎いたる区議が突然に日本共産党の会派を離れて無所属になる届けを出したのが除籍の大きな理由になったようです。私からすると、松崎いたる区議が名誉毀損で訴えられるような言動を繰り返している事に関して、日本共産党が何らの見解や処分を出さないまま、このような事態を迎えたのが腑に落ちません。
これからは、日本共産党と松崎いたる区議を明確に分けて考えていきたいと思います。

以上