2015年6月28日日曜日

板橋区も認めたホタル累代飼育について

累代飼育の有無に関して板橋区と松崎いたる区議が真逆の主張をしている事が明らかに」という記事で、むし企画が板橋区を訴えた裁判の中で、板橋区が「ホタル施設内で、ホタルが飼育されていたという事実は争わない」と回答したことをお伝えしました。

むし企画側の求釈明申立書では、「なお、実際には、ホタル持込みの事実はなくホタル館では累代飼育が行なわれていたのであり、以下の釈明によって、原告として、乖離報告書の記載内容が事実であると認めるものではないことを、念のため付言する」と主張していたので、板橋区はこの回答によって、ホタルの累代飼育の事実を認めたことになります(擬制自白)。

私も累代飼育はあったと考えています。その理由の一つは、2013年まで、板橋区自身がホタルの累代飼育を誇りにし、それを広報し、特許を取得し、特許使用料を取り、見学者の満足度調査でも高い評価を得ているとしてきた事です。もし仮に板橋区が累代飼育を否定するならば、20年以上にわたって納税者や利用者を欺いてきた責任を取るのが先決でしょう。私は政治に疎いですが、もし板橋区が累代飼育を否定したら区長辞任レベルの大事件だと思いますよ。

この件に関し、松崎いたる区議は、Twitter上でも飼育実態が無いと主張しています。区の見解と真っ向から対立する意見であり、今後の板橋区との論戦に注目したいと思います。以下、Twilogからの引用です。



松崎いたる区議の発言を以下に引用します。
持ち込んだ成虫が繁殖していて不思議はありませんが、「飼育」といえるものではありません 
他所から持ちこんだホタルを見せていた偽装です 
疑いがあるから調査したのです。累代飼育に証拠がない 
25年間の飼育実態が何も確認できない。 
板橋区ホタル館の受託事業者「むし企画」に業務の実態があるなら、それを示すことで疑問は解消するのに…。

以上

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